巨大涅槃像のある南蔵院

福岡市の東に位置する篠栗町(ささぐりまち)の南蔵院には、銅造としては世界一大きな涅槃像があります。南蔵院境内は涅槃の他にも見どころがいっぱいなので、デートスポットとして訪ねてみてください。

・南蔵院の境内

南蔵院は高野山真言宗のお寺で、篠栗四国霊場の第一番の札所でもあり、霊場の総本山となっている寺院です。

南蔵院前駅を出て北へ向かうと、国道201号沿いに、南蔵院へ向かう石畳の坂道があります。門前町にはおみやげ屋などもあって賑わいがあります。本堂へ向かう参道沿いには、山から流れるせせらぎがあり、苔むした石灯籠に沿って奥へと歩いていきます。

途中で本堂方面へ向かう道と、涅槃ヘ向かうトンネルに分かれています。本堂側へ向かうと、立派な本堂内部にはきらびやかな飾り付けがされていて、奥には本尊である釈迦如来像が安置されています。

本堂周辺の見どころの一番手は、高さ11メートルもある不動明王像です。剣を構えたいかつい顔の不動明王は、背後に火をまとって迫力に満ちています。きっとこの南蔵院を守っているのでしょう。

不動明王の裏手の山中に入り込むと、巨石が積み重なったような場所には小さな滝の姿があったり、無数の石仏が置かれた場所や奥の院があるなど、全体が神秘的な雰囲気に満たされています。

・世界一の涅槃を見る

巨大な涅槃仏は南蔵院境内の東側にあります。涅槃を見にいくには本堂前のトンネルをくぐり抜けていきます。トンネルの両側には小さな地蔵の青銅板が無数に並べられていて、なにか独特な雰囲気のなかを進んでいきます。

トンネルを抜けると、涅槃仏の巨大な頭部を目にすることになります。正面側に回ってみると、台座の上に高さ11メートル、横幅41メートルもある立派な涅槃仏がごろんと横になっているのです。

全体として水色がかった色をした仏像で、お顔は目を閉じて、わずかに微笑んだ表情を見せています。こんなに大きな涅槃は日本国内ではなかなかお目にかかれませんし、見るだけでも感動できる存在です。

巨大な涅槃仏の足の裏に回ってみると、なにか金色の模様が描いてあり、これをさわると金運が上がるという評判です。胎内に入ったら、願いを書いた御札を奉納してください。仲見世ではお守りなどのおみやげを買うことができるので、立ち寄っていきましょう。

・南蔵院まで行くには

南蔵院は、三郡山地の鉾立山の南山麓にあります。福岡市街地からは、博多駅から篠栗線(ささぐりせん)快速に乗って、城戸南蔵院前駅で下車します。

福岡市の中心地からここまで、わずか20分の距離です。車の場合、福岡市内からは県道607号線、国道201号線などを利用して南蔵院を目指します。

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